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今日はアマゾンが全商品送料無料を廃止した
影響と対策についてです。

先日アマゾンが配送料の改定を行いました。
アマゾンが発送する商品で
2000円以上の商品は今まで通り送料無料ですが、
1999円以下の商品は350円の配送料がかかるようになりました。

 

 

今回のアマゾン送料変更はプライム非会員の方に大きな影響が出る

プライム会員は今まで通り送料無料なので、
今回の変更は関係ないのですが、
プライム会員でない方には非常に大きい影響があります。

さて、それでは販売者である僕たちにはどのような影響があって、
どう対策していけばいいのでしょうか?

まず最初に全購入者の中でプライム会員の比率を調べましょう。
実はちょっとした裏技でセラーセントラル内で、
購入者がプライム会員かどうかを見分ける方法があります。

○アマゾンでの購入者がプライム会員かどうかを見分ける方法○

1 セラーセントラルログイン
2 レポート
3 ペイメント
4 トランザクション
5 プロモーション割引合計欄をチェック

プロモーション割引合計にマイナスの数字が入っている商品は
プライム会員以外の購入です。

ほとんどの場合、-350円という数字が入っていると思います。
10件中マイナスの数字が入っている取引が5件あったら、
プライム会員比率が50%となります。

弊社のアカウントで100件調べたところ、
プライム会員比率は69%でした。

弊社の数字は恐らくプライム会員率が高いと思うので、
平均値としてはもっと下がるんじゃないかと思います。

恐らく全体売上の半分くらいは
プライム会員による売り上げかなと思います。

 

 

アマゾンプライム非会員の方への販促対策

では、ここから対策の話です。

今回の送料変更で一番ダメージが大きい方は、

「FBAメインで販売価格が1999円以下の方」
です。

恐らくこの商材をメインで扱っている方は、
売り上げが大きく下がっているはずです。

僕のコンサル生や塾生でも、
多い人だと半分まで下がった方がいました。

逆に1999円以下の商品で、
自社発送をメインでやっている方は、
売上が伸びてる方が多いです。

なので、FBAメインで販売価格が1999円以下の方は、
まず販売価格の見直しをしてみましょう。

1900円の商品なら2000円に上げてしまう方が、
売上に貢献すると思います。

1600円の商品の場合、
2000円まで上げるだけだと明らかに高いので、
この場合は販売価格2000円、ポイント400円を付けることで、
送料無料で販売することが可能です。

お客さん側からすると、
価格は高いけれど、ポイントで還元されるので、
損した感は少ないと思います。

ただ、ポイント還元よりも価格が安い方がインパクトは大きいですね。

商品にもよるので、
価格の変更前と変更後でビジネスレポートをチェックして、
どのように数字が変化したかを追っていきましょう。

そして根本的な解決策としては、
やはり自社出荷の体制を整えることです。

これが出来るようになると
アマゾン以外の販路でも活かせますのでおススメです。

 

アマゾンは顧客の囲い込みを徹底しているという背景を汲み取る

さて、
今回の送料変更の裏側にはアマゾンの戦略が透けて見えます。

アマゾンの戦略とは、
「プライム会員を使った顧客の囲い込みを徹底すること」
です。

ここ最近のプライム会員優遇はすごくて、

プライム・ビデオ
プライム・ミュージック
プライム・フォト
プライム・ナウ
会員限定タイムセール
Kindleオーナーズライブラリー
Amazonパントリー
Amazon定期おトク便 おまとめ割引

こんな感じでとにかく徹底して優遇しています。

これに対して、
楽天は楽天ポイント、ヤフーショッピングもTポイントで、
こちらは徹底的にお得感の演出で勝負しています。

どのショッピングモールも、
「ウチをメイン利用するとお得だよ!!」
というのを訴えているわけです。

そしておそらくプライム会員の比率が、
かなり上がってきたタイミングで、今回の送料変更を
行っていると思います。

各モールの消費者争奪戦は今後も続いていくでしょう。

我々販売者はそれに踊らされるのではなく、
上手く利用していきましょう。

そのためには、
自分のビジネスの強みや核が必要になってきますね。

参考になれば幸いです。

では、また☆

 

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