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今日は Amazon 独占販売の具体的な流れを説明します。
中国輸入、amazon販売はしっかりやれば今でも十分に利益が出ますが、
以前と比べて変わった部分も多いので、詳しく解説していきます。

〇コンセプトの設定

以前は特にコンセプトを決める必要性はなかったのですが最近は Amazon 出品者全体のレベルが上がってきているため、コンセプトの設定を始めにしておいた方が後々役に立ちます。

コンセプトを決めておくことによって、リサーチの幅が狭まりビジネスがやりやすくなります。

楽天やヤフーショッピングに他店舗展開するときにも役に立ちますし、
会社の売却を視野に入れる際もやりやすくなります。

コンセプトの具体例は、

「日本製高品質のメンズ小物を扱うお店」
「コスパ最強!日用品のお店」
「品質が良くて価格が安いノーブランドアパレルのお店」

のような感じです。

「財布専門店」「鞄専門店」のように完全な専門店にしてしまうと、それ以外の商品を扱うことが難しくなるため逆にやりづらさが出てきます。

〇商品リサーチ

商品リサーチをする時の一番大事なポイントは魚と釣り人を意識する事です。

・どの池を選ぶか?
・その池には魚が何匹いるか?
・その池には釣り人が何人いるか?
・釣り人のレベルは高いのか低いのか?

「池」とはキーワード。
「魚」とはお客さんの数(販売数)。
「釣り人」とはライバル数です。

多くの魚(お客さん)がいて、釣り人(ライバル)の数が少なくて、強い釣り人がいない池(キーワード)をさがす探すことがリサーチ作業です。

〇キーワードとは?

ネットの世界ではすべてキーワードが支配しています。

ほとんどのお客さんはキーワード検索から商品を探します。
キーワード検索以外(画像検索とか、カテゴリをクリックして探す人)で商品を探す人はほとんどいません。

ネットの世界ではキーワード命。
どのキーワードを選ぶか?がリサーチでは大事です。

商品を選ぶ際、カテゴリーや商品単品で考えるのではなく全てキーワードごとに考えるようにします。

例えば財布を売る時に、

メンズ 財布 二つ折り
日本製 メンズ 財布
男性 お財布 プレゼント

商品単位でみると、どれもメンズの二つ折り財布ですが、
キーワードで見ると全て別になります。

それぞれで検索して、
魚の数(お客さんの数=販売数)、釣り人の数(ライバル数)、強さ(ライバルの強さ)をチェックしていきます。

〇ライバルチェックとサンプルチェック

戦う池(キーワード)を決めたら、
今度はライバルチェックとサンプルチェックを行います。

ライバルチェックとは自分がベンチマークしているセラーの商品を全て購入してみること。
そして1ヶ月あたりの販売数をなるべく正確に知ることです。

サンプルチェックとは自分が仕入れようとしている商品全てをサンプル仕入れすること。
同じ商品であっても販売しているお店や価格が違ったり、類似商品があれば一通りサンプルとして仕入れて、品質、お店の対応、価格などを総合的にチェックします。

ちなみに仕入れ先についても、
タオバオ、アリババ以外にも目を向けるといいです。
例えば国内を入れるのもいい選択です。

ライバルの商品とサンプル仕入れした商品と見比べてみてサンプルの方が品質が良かったりお客さんの要望に沿っている、あるいは仕入れ値が安く大きな粗利が取れるなどが確認できればその商品の参入を決定します。

何らかの優位性があることが大事です。

実際にやってみると10個の商品仕入れ候補があっても、
販売までこぎつけることが可能な商品は半分以下まで減ります。

価格が合わなかったり、品質が基準に満たなかったりするのが普通です。

ここまでのリサーチでその商品の販売が成功するか失敗するか5割くらい決まります。

〇商品ページ作成

リサーチが完了したら早速商品を仕入れて、商品ページ作成を開始します。

商品ページ作成は自分の商品の魅力を100%余すことなく伝えることが目的です。
自分の子供をプロデュースするような気持ちで作りましょう。

商品ページの作成は10年以上前から研究し尽くされていてどうやったら売れる、という「型」が既に存在しています。

この「型」を理解しておくと、
商品ページ作成のスピードが大きく上がり、
ページ作成が苦に感じにくくなります。

型は商品によって使えるものが異なるため、
冒頭のコンセプトが決まっていると、すべての商品に同じ型を使うことが出来るので、
かなりやりやすくなります。
(ほとんどコピペで済むようになる)

一方で何でも屋のように扱っている商品がバラバラだと、
毎回のページ作成をゼロからスタートしないといけないため、
効率が落ちるケースが多いです。

何でも屋でも、全商品が最安値のお店など、ある程度のコンセプトをつけることは可能です。

後付けでも全然かまいません。

〇ページ作成で使える型

良く使われる型はこれらです。
これらの型を商品によって使い分けて、
適切な順番で並び替えると、それなりの商品ページを作ることが出来ます。

・売れてます訴求
ランキング1位 累計販売数〇〇個、みんな買ってます、〇〇ナンバー1など。
証拠、証明を出す。

・こんなお悩みありませんか?
お客さんの代表的な悩みを箇条書きで伝える。
この商品でその悩みが解決できることをそのあとで具体的に伝える。
お悩み解決系商品に有効。

・メリット、特徴訴求
POINT1、POINT2、のように商品の特徴や良い点を列記。信頼性を持たせること、お客さんの要望にあっていることが大事。
お客さんの要望は類似、同一商品のレビューチェックで読み取る。

・表彰、紹介など。
雑誌に載りました。誰々に紹介されました。
信頼性を上げる目的。

・有名人、権威からの推薦
有名ブロガー、有名人、医者などの権威、何らかの資格持ちに推薦されましたなど。

・悪いレビューの反対訴求
類似、同一商品のレビューで悪いことが書かれている場合、それの反対を訴求する。
効かない→良く効きます。
壊れる→壊れません。
サイズが小さい→サイズが大きいです。

・サポート、保証系
サポートや保証の充実をアピール。

・ライバル注意系
自分より安い同一商品が多く、ライバル商品のレビューが悪いときに有効。
「ご注意ください。低価格商品は保証がなかったり、○○といったクレームが報告されています。」
○○はライバル商品の悪いレビューから抜いてくる。
敵を作る手法なので、使い方に注意。

・最後の一押し系
キャンペーン中です。タイムセールです。クーポンあります。
期間限定、数量限定、在庫ある限りで販売終了など。
お得感、緊急性の演出を行って背中を押す。
やり過ぎると詐欺っぽくなり規約違反度が増すので注意。

〇販売促進のテクニック

ページ作成まで出来たら、
成功、失敗が8割9割は決まります。

残りは販売促進のテクニックですが、
販促は毎年有効な手法が変わっていきます。

SEOの仕組みを解析したり、
広告の仕組みを解析したり、
最も費用対効果の高い広告をテストしたり、
といったことをやります。

販促をメインで考えるようになると、
地力が育たないので、
販促のルールが変わったときにすぐにつぶれてしまいます。
(そしてルールは頻繁に変わる)

販促をやりすぎると、多くの場合でamazonなどのプラットフォームをだます方法を探し始めるので、グレー要素が強まっていきます。

上手くハマると一番少ない労力で売上を伸ばせますが、
デメリットもあるので、
あくまでもリサーチとページ作成の2つがメインです。

この2つがしっかりできている前提で、
最低限必要な販促テクニックを身につけておくといいです。

〇しっかりやれば十分に利益は出る。

中国人セラーの増えた Amazon 市場ですが、
今でもしっかりやれば十分に利益は出ます。

一度作ったページが数年間にわたって利益を出し続けてくれます。

ここに書いた流れを忠実に行って月収が100万、200万を超えている人はたくさんいます。

一方で10万、20万しか稼げない人もたくさんいます。

その違いはいろいろありますが、
一番大きな違いはメンタル面です。

技術力の差は外注でいくらでも埋めることができるので、
あまり問題にはなりません。

資金力を気にする人もいますが、
借り入れをすればいいだけでどうとでもなります。

大事な事は商品に対して気をかけてあげること。

お金、手間、時間をかけてあげること。

それは不思議と商品ページになんとなく良い雰囲気を作り出します。

僕は今までに何百ページも商品ページの添削をしてきていますが、
そういったページは見てすぐわかります。

画像が多少下手だったとしても、事実として
手間や愛情がかけられているページはよく売れます。

商品に気をかけることは誰でもできます。
気をかけるというのは、仕事に対する向き合い方であり、姿勢の事。

お金の多寡、技術の有無よりも大事なものです。

参考になれば幸いです。

では、また☆

 

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