中国輸入ビジネスにおける「リサーチ」とは、「よく売れていて、ライバルが弱い商品を見つける」ことを指します。

その方法は様々なので、以下に列挙していきたいと思います。

 

◆アマゾンを利用したリサーチ方法

アマゾンでリサーチするときは、アマゾン検索窓に「ノーブランド」「バルク品」「互換品」などと入力して、検索します。

そこに表示された商品はほとんどが中国輸入品なので、商品詳細ページに進み、さらにリサーチしていきます。

 

◆ランキングを見て売れ筋をチェックする

売れ筋商品を絞り込むには「ランキング」を利用することが出来ます。

 

カテゴリによって、同じランキングでも売れている数は異なりますが、基本的には大カテゴリで3000位以内の商品を複数参考にしていきましょう。

 

◆レビューを見て売れ筋をチェックする

良く売れていて、というのはレビュー数でざっくり判断できます。

レビューがどれだけ入っているかで、販売数を推測できます。

レビューが付く確率はおおよそ40個に1つです。

 

これは僕やコンサル生数人の商品で検証した結果の平均値です。

ただし、この数字はあくまでもざっくりなので、レビューが増える施策を取っていたりすると、大きく変わってきます。

 

 

◆在庫を見て売れ筋をチェックする

なるべく正確な数字を把握したいので、狙っている商品が1か月にいくつ売れているのか?はしっかりチェックします。

チェックの方法は、商品購入直前の画面まで行って、購入数を999個にして更新すると、残り在庫がチェックできます。

 

在庫チェックを週に3回くらいの頻度でやって、おおよそ1か月での販売個数をチェックしましょう。

1週間の結果に4をかけて1か月の販売個数は予測できますね。

 

ただし、1日に100個以上売れるような商品は大抵いつチェックしても999個になります。

また、購入数制限がかかってる場合も正確な数が分かりません。

これでよく売れてるかどうかは分かります。

 

 

◆商品ページを見てライバルが弱いかチェックする

次にライバルが強いかどうかですが、ページを見て、強い弱いを判断します。

いくつかチェックポイントを書くとこんな感じになります。

・商品写真を撮影、画像加工している。

・商品紹介コンテンツが作りこまれている。

・文章量が多い。

・レビューの星の数が多い。

・レビューの内容が平均4以上。

・価格が安い。

・規約違反が無い。

 

上記のようなページは強いと判断します。

ライバルがこんなページばかりだとしたら、自分はそれを超えないと売れません。

超えることが出来るなら参入してもいいんですが、難しいと感じる場合はやめましょう。

 

その場合は、もっとニッチな市場にいくとライバルが弱くなることが多いです。

傾向としては、激戦区ほどライバルが強くて、売上の上限値が高く、上手く行った時の利益が大きいです。

ニッチほどライバルが弱いですが、上限値が低く、利益額があまり大きくなりません。

 

また、ライバルの参入に弱いのはニッチです。

ニッチの場合、強いライバルが出ると利益の大半を持って行かれやすいからです。

狙いは、良く売れていて、ライバルが弱いジャンル、カテゴリ、商品です。

 

 

◆モノレートでさらに売れ筋をチェックする

http://mnrate.com/

 

モノレートはアマゾンの販売データをチェックできるサイトで、ランキング変動等を確認します。

 

確認したい商品のASINコードを検索窓に入力して、商品を探します。

すると下のような図が表示されます。

 

上記のようにランキング変動をしているので、「ランキング順位が上がっている時=売れている時」と考えると、程よく売れていることがわかります。

価格の高低の幅も少ないですが、出品者がやや多いのでライバルが多く売りやすい商品とはいえないかもしれません。

このようにグラフを活用するとかなり多くのことがわかりますので、商品を仕入れる前には必ずチェックするようにしましょう。

 

 

◆メルカリを使用したリサーチ方法

◆メルカリ画面右上の検索機能からカテゴリーから探すを選択

◆自分の売りたいカテゴリーを選択して一番下のカテゴリーまで下っていく。

(特にない場合は順番にしらみつぶしに見ていくといいです)

◆詳細検索をクリックする

◆販売状況を「売り切れ」を選択

◆よく売れている商品を見つける

(同じ商品が何個も売れているもの)

 

◆その商品が中国輸入商品かどうかを確認する。

(売っているセラーのほかの商品を見たり、中国で実際に同じ商品を探してみる。
慣れればすぐに中国商品が分かるようになります)

 

◆仕入れが可能で、よく売れている商品を見つけたら価格差を確認する。

◆価格差があるようなら、月間販売数を調べて仕入れの数量を決める。

 

ポイントは単品商品よりも、販売しているセラー単位で見ていくこと、もしくはカテゴリ単位で見ていくことです。

メルカリの利用者層はほかの販路に比べてあまりかぶっておらず独特なので、良く売れる商品は1商品で1か月50万位売れます。