無料メルマガ登録でプレゼントと最新情報を受け取れます。

アマゾンでは独自に定められたルール(規約)が非常に細かく設定されています。
アマゾン販売では規約に沿った形で運用していく事が絶対条件となります。
規約に違反してしまうと、販売アカウントの一時停止や最悪の場合はアカウント閉鎖もあり得ます。
「知らなかった」は通用しません。
こちらの記事でも規約をしっかりと読んで理解しておく事をオススメしていますが、
実際の所かなり細かく、内容によっては分かりにくい部分もあります。
アマゾンアカウントの閉鎖・一時停止にならないために。閉鎖理由と、できる事のまとめ
そこで今回は「アマゾン独占販売」を行う上で事前にこれだけは知っておいた方が良い規約を「注意するべきアマゾン規約5選」として詳しくお伝えしていきます。
独占販売を行う上でまずは読んでおきたい規約
アマゾンの規約は、アマゾンのサイトで確認する事が可能です。
ただ、多岐のページに渡り非常に量感がありますので何から確認していけば良いのか迷う事でしょう。

「独占販売」を行いたい場合は以下の規約ページからチェックしていく事をオススメします。
・Amazonマーケットプレイス 出品規約
・商品登録ルール
・カテゴリー別商品登録ルール
・画像の登録
・商品ページの新規作成に関するポリシー
改めて規約を確認してみると、実際にアマゾンで販売されている商品で規約に沿っていない商品は簡単に見つける事ができます。
しかし、「他の人も守っていないから自分も大丈夫」と思ってしまうのは危険です。
アマゾンでは一斉に規約違反に対する対応を行う強化期間なども存在し、いつまでもグレーな状態で販売が続けられるとは思わない方が良いでしょう。
特に、「独占販売」では少数の商品数で大きな売上が見込める反面、規約違反で商品販売ができなくなってしまうと、たった1つの商品の規約違反であっても大きな損失となる可能性があります。
「独占販売」は1つの商品を大切に育て上げ、ヒットを目指す販売方法です。
そのメリットを最大限に生かすために規約はしっかりと正確に把握しておきましょう。
【知っておきたい規約その1】出品禁止商品

まずはアマゾンで出品可能な商品についての規約です。
詳細はこちらのアマゾンページで確認する事ができます。
基本的には法律に違反する商品や知的財産を侵害する商品の出品を禁止しています。
法律に関する事なのでかなり細かくサイトには記載されています。あなたが取り扱う可能性のある商品ジャンルについてはしっかりと本文を確認しておきましょう。
おおまかにアマゾンで出品禁止とされている商品をまとめると以下になります。
・麻薬や銃・児童ポルノなどの法律で取扱を禁止されている商品
・技適マークやPSEマークなどの規制をクリアしていない商品
・複製商品・コピー商品・偽物などの商標権や知的財産権・著作権等を侵害する商品
・武器としての使用を転用できる商品
・その他、公序良俗に反する商品
そもそも法律に反する商品を取り扱うことができないのは当たり前ですが、商品自体は法律的にOKでも商標権や技適マークなどで取扱規制のある商品も多々存在します。
「知らないうち」に違反していた。という事になりやすい規約違反となりますので、ご自身の取扱商品が権利関係や特別な販売許可が必要かどうかは事前に把握しておきましょう。
また、基本的にはアダルト商品は扱わない。と考えておいた方が無難です。
アマゾンのガイドラインに従った形であればアダルト商品の取扱は可能ではありますが、条件が非常に厳しいです。
「独占販売」ではアダルト商品を扱わなくても充分な売上と利益を確保できる商品は沢山あります。出品が比較的容易な商品から取扱をはじめる事をオススメします。
(セクシーランジェリーの出品はOKです)
他には、アマゾンでは出品する事は可能でも、事前に申請を行わないと出品ができない商品カテゴリーがあります。
出品申請が必要なカテゴリーは以下になります。
・アパレル・シューズ・バッグ
・ジュエリー
・ヘルス&ビューティー
・時計
・コスメ
・食品&飲料
・ペット用品
アパレルやジュエリーをはじめ上記カテゴリー内の小物系等は独占販売においてとても相性が良いですので、カテゴリー申請は早めに行っておきましょう。
また食品やヘルス&ビューティ、コスメカテゴリなどは審査が厳しいのですが、その分ライバルが少ないために許可を取れるだけで差別化が可能です。
【知っておきたい規約その2】出品ルール

続いて、出品に関する規約についてです。
こちらもアマゾンのサイトで確認する事が可能です。先程の「出品禁止商品」と同じページで下の方にスクロールすると記載があります。
「独占販売」を行う際に注意しておきたい項目をピックアップして解説します。
・商品の詳細ページに掲載されている商品と異なる仕様のものを出品しない
当然のルールではありますが、商品カタログに掲載されている商品以外の商品を出品してはいけない。というものです。
バージョン違いや類似品・色違いなども出品はできません。色違いなどの商品を取り扱う場合はバリエーションの登録が必要となります。
JANコードが完全に一致している商品のみを出品するようにしましょう。
・取引に関係しない連絡の禁止
販売商品の取引とは関係のない連絡は行ってはいけません。
例えば、楽天のようにメールマガジンを配信したり、DMを送るなどの行為は禁止されています。
ただし、購入のお礼や販売商品のレビューや評価の依頼メールについてはある程度容認されているようです。
レビューや評価はあなたの商品やお店の信頼が増す大きなポイントとなります。レビュー・評価依頼を送る事で反応率は大きく向上します。是非積極的に行っていきましょう。
・ノーブランド品に対し、不適切に商標を付して商品画像に掲載する行為、及び、ブランドとの不適切な関連付けの言葉を商品ページに含める行為
独占販売では商標を取得し他セラーからの相乗りを防止する。という方法を行います。
しかし、例え商標を取得していたとしても商品にシールやラベルなどで商標ロゴ等を貼り付ける方法では商標が有効な商品とは認められません。
商標が有効な商品とする場合は商品自体、もしくはパッケージに名入れを行う必要があります。
名入れを行っていない場合に商標に関する言及を商品画像や説明文で行う事は禁止されていますので注意しましょう。
・出品者の評価、フィードバックおよびカスタマーレビューの不正使用
評価やレビュー依頼を送る事は問題ありませんが、意図的に良い評価やレビューを書いて貰うように強要する事は禁止されています。
レビューの対価として金銭や商品などをプレゼントする事も禁止されています。
もちろん、さくらレビューなど営利目的のレビューを自作自演する事も禁止です。
さくらレビューはやっているセラーもいますが、アカウント閉鎖の危険を常にはらみ、実際に閉鎖することもしばしばあります。
また、ネガティブなレビューが書かれた場合、削除を依頼することも禁止されていますので、常にご自身の商品の品質を高め、顧客満足度を高める努力をしていきましょう。
・遅延配送や、見込み出品の禁止
これはいわゆる「無在庫販売」を禁止する規約です。
無在庫販売とは在庫を持たず、商品が売れた時点で仕入れを行い発送する方法です。
資金が必要なくノーリスクではじめられる。と一時流行しましたが、いざ仕入れを行おうとしたらどこにも在庫が無かった。など想定外のトラブルが多く実はリスクが高い手法です。
顧客第一主義のアマゾンの姿勢や、顧客満足度の視点からも事前に在庫を確保した状態で販売を行う事をオススメします。
以前に無在庫販売セラーが一斉にアカウント停止になったこともあるので、個人的にはお勧めしません。
金銭的なリスクは抑えられても、それ以外のリスクが大きすぎます。
【知っておきたい規約その3】商品登録ルール

次に、商品名や商品説明についてのルールです。
詳しくはこちらのページに記載があります。
商品名にはメーカー・ブランド名・仕様・型番を含む正式名称を記載する必要があります。
タイトルの構成は
【メーカー】【ブランド】【商品名】【仕様・色・サイズなど】【型番】
このような形となります。
注意する点は以下になります。
・商品名と関係のない文章や記号を入れてはいけない
・メーカー名・型番などはそれぞれ半角スペースで区切る
・スペースも含めて全角50文字以内で入力する
・半角カタカナは使用不可、英数字・ハイフンは半角で入力する
・セール・OOF率・激安・送料無料等をタイトルに入れてはいけない
商品タイトルはシンプルでわかりやすいことが規約的にも顧客的にも大切です。
その中に、顧客が求める情報を端的に盛り込んでいく事を意識しましょう。
ちなみに規約に忠実なタイトルはクリック率も高まることが多いです。
クリックされやすい商品タイトルの付け方については、こちらで詳しく解説しています。
現役独占販売セラーが教える!セッションを高める商品タイトルを作る3つのコツ
商品説明文については、取扱カテゴリー毎に異なるルールが設定されています。
こちらのアマゾンのページより詳細を確認できますので、あなたの取扱商品に該当するカテゴリーの詳細を確認しておきましょう。
明らかに異なるカテゴリーに商品を登録する行為は禁止されていますので注意しましょう。
【知っておきたい規約その4】画像の登録

次に、アマゾンに掲載する商品画像についての規約です。
詳しくはこちらのアマゾンのページで確認できます。
アマゾンでは出品商品それぞれに商品画像を1点以上設定する必要があります。
商品画像は以下の3種類があります。
・メイン画像
・サブ画像
・カラーサンプル画像
今回は特に重要な「メイン画像」と「サブ画像」について解説を行います。
「メイン画像」とは商品ページの1枚目(一番上)に表示される商品写真となります。
メイン画像には特に守る必要のあるいくつかのルールがあります。この規約を違反してしまうとアカウント停止のリスクが非常に高まりますので注意が必要です。
「メイン画像」で守るべき基準は以下になります。
・販売商品以外は表示してはいけない
・商品画像の背景は白色にしなくてはいけない(白抜き画像)
・文字・ロゴ・透かし・挿入画像の使用は不可
・画像全体の85%以上を商品が占める必要がある
特に「白抜き画像」についてはアマゾンは非常に厳しく監視を行っています。
メイン画像が白抜き画像で無かったためにアカウントが停止してしまった事例もありますので必ず白抜き画像を用意しておきましょう。
白抜き画像は無料で簡単に作ることも可能です。
詳しくはこちらの記事もご覧ください。
無料でできる!超カンタン☆GIMPを使った「白抜き画像」の作り方
正しいメイン画像の例はアマゾンの規約ページにわかりやすく掲載されていますので必ずチェックしておきましょう
「サブ画像」とは「メイン画像」以外の2枚目以降の商品写真の事です。
メイン画像の補足となる写真や使用方法・補足説明・詳細などを掲載する事ができます。
サブ画像は白抜き写真である必要は無く、商品に関する内容であれば文字の使用もできます。
顧客に商品の魅力が最大限に伝わる画像を用意していきましょう。
【知っておきたい規約その5】商品ページの新規作成

最後に、商品ページを新たに作成する際の注意事項です。
詳しい規約はこちらのアマゾンのサイトから確認できます。
まず、新しく商品ページを作成する際は「アマゾンに該当の商品が販売されていない」事。
つまり、アマゾン内に同じ商品の商品ページが存在しない場合のみ商品ページを作成する事ができます。
既に同じ商品のページがあるにも関わらず新たに商品ページを作成してしまうと規約違反となり、商品ページの作成権限の一時停止または、取り消しが行われる場合があります。
また、アマゾンサイト内に記載のある下記2項目ですが、少しわかりにくい書き方となっています。
・親商品に対する子商品として不適切な商品を設定すること
・親商品の商品詳細ページについて、子商品との関係性が損なわれるような変更を加えること
これはつまり、バリエーション登録をする際に関連性の無い商品を登録してはいけない。
バリエーション登録後に、親となる商品だけを変更してはいけない。という事です。
例えば、親商品としてTシャツを出品していて、バリエーションとしてそのTシャツに合うパンツを登録する。といった事は規約違反となります。
バリエーション登録に関してはカテゴリーにより若干異なりますのでご自身の取扱商品に合わせてこちらのカテゴリー別商品登録ルールも確認しておきましょう。
まとめ
・アマゾンの規約を守っていないセラーは多いが、守るべき
・法律に違反する商品・権利を侵害する商品・アダルト商品は取り扱わない
・カテゴリーによって異なる出品ルールがある
・レビュー・評価依頼は効果的に活用しよう
・さくらレビューは禁止
・独占商品化には注意が必要
・無在庫販売はやめておこう
・メイン商品画像は白抜き必須
・オリジナル商品のみ新規登録が可能
以上、「独占販売」を行う上で知っておきたい規約をピックアップして解説しました。
取り扱うカテゴリーによってさらに細かいルールもありますので、あなたの商品に関連する規約は改めてチェックしておきましょう。
また、アマゾンの規約は不定期に改定されますので定期的に確認する事をオススメします。
規約をしっかりと守り、アマゾンと仲良く付き合っていきましょう。
無料メルマガ登録でプレゼントと最新情報を受け取れます。
詳しくはこちら
https://rkbz123.com/all/2453https://rkbz123.com/wp-content/uploads/2017/10/5e6a428684ccfd4cb1adc2b5ad5de7db_m-1024x768.jpghttps://rkbz123.com/wp-content/uploads/2017/10/5e6a428684ccfd4cb1adc2b5ad5de7db_m-150x150.jpgkatagiri-blog中国輸入記事一覧アマゾンでは独自に定められたルール(規約)が非常に細かく設定されています。
アマゾン販売では規約に沿った形で運用していく事が絶対条件となります。
規約に違反してしまうと、販売アカウントの一時停止や最悪の場合はアカウント閉鎖もあり得ます。
「知らなかった」は通用しません。
こちらの記事でも規約をしっかりと読んで理解しておく事をオススメしていますが、
実際の所かなり細かく、内容によっては分かりにくい部分もあります。
https://rkbz123.com/all/2379
そこで今回は「アマゾン独占販売」を行う上で事前にこれだけは知っておいた方が良い規約を「注意するべきアマゾン規約5選」として詳しくお伝えしていきます。
独占販売を行う上でまずは読んでおきたい規約
アマゾンの規約は、アマゾンのサイトで確認する事が可能です。
ただ、多岐のページに渡り非常に量感がありますので何から確認していけば良いのか迷う事でしょう。
「独占販売」を行いたい場合は以下の規約ページからチェックしていく事をオススメします。
・Amazonマーケットプレイス 出品規約
・商品登録ルール
・カテゴリー別商品登録ルール
・画像の登録
・商品ページの新規作成に関するポリシー
改めて規約を確認してみると、実際にアマゾンで販売されている商品で規約に沿っていない商品は簡単に見つける事ができます。
しかし、「他の人も守っていないから自分も大丈夫」と思ってしまうのは危険です。
アマゾンでは一斉に規約違反に対する対応を行う強化期間なども存在し、いつまでもグレーな状態で販売が続けられるとは思わない方が良いでしょう。
特に、「独占販売」では少数の商品数で大きな売上が見込める反面、規約違反で商品販売ができなくなってしまうと、たった1つの商品の規約違反であっても大きな損失となる可能性があります。
「独占販売」は1つの商品を大切に育て上げ、ヒットを目指す販売方法です。
そのメリットを最大限に生かすために規約はしっかりと正確に把握しておきましょう。
【知っておきたい規約その1】出品禁止商品
まずはアマゾンで出品可能な商品についての規約です。
詳細はこちらのアマゾンページで確認する事ができます。
基本的には法律に違反する商品や知的財産を侵害する商品の出品を禁止しています。
法律に関する事なのでかなり細かくサイトには記載されています。あなたが取り扱う可能性のある商品ジャンルについてはしっかりと本文を確認しておきましょう。
おおまかにアマゾンで出品禁止とされている商品をまとめると以下になります。
・麻薬や銃・児童ポルノなどの法律で取扱を禁止されている商品
・技適マークやPSEマークなどの規制をクリアしていない商品
・複製商品・コピー商品・偽物などの商標権や知的財産権・著作権等を侵害する商品
・武器としての使用を転用できる商品
・その他、公序良俗に反する商品
そもそも法律に反する商品を取り扱うことができないのは当たり前ですが、商品自体は法律的にOKでも商標権や技適マークなどで取扱規制のある商品も多々存在します。
「知らないうち」に違反していた。という事になりやすい規約違反となりますので、ご自身の取扱商品が権利関係や特別な販売許可が必要かどうかは事前に把握しておきましょう。
また、基本的にはアダルト商品は扱わない。と考えておいた方が無難です。
アマゾンのガイドラインに従った形であればアダルト商品の取扱は可能ではありますが、条件が非常に厳しいです。
「独占販売」ではアダルト商品を扱わなくても充分な売上と利益を確保できる商品は沢山あります。出品が比較的容易な商品から取扱をはじめる事をオススメします。
(セクシーランジェリーの出品はOKです)
他には、アマゾンでは出品する事は可能でも、事前に申請を行わないと出品ができない商品カテゴリーがあります。
出品申請が必要なカテゴリーは以下になります。
・アパレル・シューズ・バッグ
・ジュエリー
・ヘルス&ビューティー
・時計
・コスメ
・食品&飲料
・ペット用品
アパレルやジュエリーをはじめ上記カテゴリー内の小物系等は独占販売においてとても相性が良いですので、カテゴリー申請は早めに行っておきましょう。
また食品やヘルス&ビューティ、コスメカテゴリなどは審査が厳しいのですが、その分ライバルが少ないために許可を取れるだけで差別化が可能です。
【知っておきたい規約その2】出品ルール
続いて、出品に関する規約についてです。
こちらもアマゾンのサイトで確認する事が可能です。先程の「出品禁止商品」と同じページで下の方にスクロールすると記載があります。
「独占販売」を行う際に注意しておきたい項目をピックアップして解説します。
・商品の詳細ページに掲載されている商品と異なる仕様のものを出品しない
当然のルールではありますが、商品カタログに掲載されている商品以外の商品を出品してはいけない。というものです。
バージョン違いや類似品・色違いなども出品はできません。色違いなどの商品を取り扱う場合はバリエーションの登録が必要となります。
JANコードが完全に一致している商品のみを出品するようにしましょう。
・取引に関係しない連絡の禁止
販売商品の取引とは関係のない連絡は行ってはいけません。
例えば、楽天のようにメールマガジンを配信したり、DMを送るなどの行為は禁止されています。
ただし、購入のお礼や販売商品のレビューや評価の依頼メールについてはある程度容認されているようです。
レビューや評価はあなたの商品やお店の信頼が増す大きなポイントとなります。レビュー・評価依頼を送る事で反応率は大きく向上します。是非積極的に行っていきましょう。
・ノーブランド品に対し、不適切に商標を付して商品画像に掲載する行為、及び、ブランドとの不適切な関連付けの言葉を商品ページに含める行為
独占販売では商標を取得し他セラーからの相乗りを防止する。という方法を行います。
しかし、例え商標を取得していたとしても商品にシールやラベルなどで商標ロゴ等を貼り付ける方法では商標が有効な商品とは認められません。
商標が有効な商品とする場合は商品自体、もしくはパッケージに名入れを行う必要があります。
名入れを行っていない場合に商標に関する言及を商品画像や説明文で行う事は禁止されていますので注意しましょう。
・出品者の評価、フィードバックおよびカスタマーレビューの不正使用
評価やレビュー依頼を送る事は問題ありませんが、意図的に良い評価やレビューを書いて貰うように強要する事は禁止されています。
レビューの対価として金銭や商品などをプレゼントする事も禁止されています。
もちろん、さくらレビューなど営利目的のレビューを自作自演する事も禁止です。
さくらレビューはやっているセラーもいますが、アカウント閉鎖の危険を常にはらみ、実際に閉鎖することもしばしばあります。
また、ネガティブなレビューが書かれた場合、削除を依頼することも禁止されていますので、常にご自身の商品の品質を高め、顧客満足度を高める努力をしていきましょう。
・遅延配送や、見込み出品の禁止
これはいわゆる「無在庫販売」を禁止する規約です。
無在庫販売とは在庫を持たず、商品が売れた時点で仕入れを行い発送する方法です。
資金が必要なくノーリスクではじめられる。と一時流行しましたが、いざ仕入れを行おうとしたらどこにも在庫が無かった。など想定外のトラブルが多く実はリスクが高い手法です。
顧客第一主義のアマゾンの姿勢や、顧客満足度の視点からも事前に在庫を確保した状態で販売を行う事をオススメします。
以前に無在庫販売セラーが一斉にアカウント停止になったこともあるので、個人的にはお勧めしません。
金銭的なリスクは抑えられても、それ以外のリスクが大きすぎます。
【知っておきたい規約その3】商品登録ルール
次に、商品名や商品説明についてのルールです。
詳しくはこちらのページに記載があります。
商品名にはメーカー・ブランド名・仕様・型番を含む正式名称を記載する必要があります。
タイトルの構成は
【メーカー】【ブランド】【商品名】【仕様・色・サイズなど】【型番】
このような形となります。
注意する点は以下になります。
・商品名と関係のない文章や記号を入れてはいけない
・メーカー名・型番などはそれぞれ半角スペースで区切る
・スペースも含めて全角50文字以内で入力する
・半角カタカナは使用不可、英数字・ハイフンは半角で入力する
・セール・OOF率・激安・送料無料等をタイトルに入れてはいけない
商品タイトルはシンプルでわかりやすいことが規約的にも顧客的にも大切です。
その中に、顧客が求める情報を端的に盛り込んでいく事を意識しましょう。
ちなみに規約に忠実なタイトルはクリック率も高まることが多いです。
クリックされやすい商品タイトルの付け方については、こちらで詳しく解説しています。
https://rkbz123.com/all/2532
商品説明文については、取扱カテゴリー毎に異なるルールが設定されています。
こちらのアマゾンのページより詳細を確認できますので、あなたの取扱商品に該当するカテゴリーの詳細を確認しておきましょう。
明らかに異なるカテゴリーに商品を登録する行為は禁止されていますので注意しましょう。
【知っておきたい規約その4】画像の登録
次に、アマゾンに掲載する商品画像についての規約です。
詳しくはこちらのアマゾンのページで確認できます。
アマゾンでは出品商品それぞれに商品画像を1点以上設定する必要があります。
商品画像は以下の3種類があります。
・メイン画像
・サブ画像
・カラーサンプル画像
今回は特に重要な「メイン画像」と「サブ画像」について解説を行います。
「メイン画像」とは商品ページの1枚目(一番上)に表示される商品写真となります。
メイン画像には特に守る必要のあるいくつかのルールがあります。この規約を違反してしまうとアカウント停止のリスクが非常に高まりますので注意が必要です。
「メイン画像」で守るべき基準は以下になります。
・販売商品以外は表示してはいけない
・商品画像の背景は白色にしなくてはいけない(白抜き画像)
・文字・ロゴ・透かし・挿入画像の使用は不可
・画像全体の85%以上を商品が占める必要がある
特に「白抜き画像」についてはアマゾンは非常に厳しく監視を行っています。
メイン画像が白抜き画像で無かったためにアカウントが停止してしまった事例もありますので必ず白抜き画像を用意しておきましょう。
白抜き画像は無料で簡単に作ることも可能です。
詳しくはこちらの記事もご覧ください。
https://rkbz123.com/all/2468
正しいメイン画像の例はアマゾンの規約ページにわかりやすく掲載されていますので必ずチェックしておきましょう
「サブ画像」とは「メイン画像」以外の2枚目以降の商品写真の事です。
メイン画像の補足となる写真や使用方法・補足説明・詳細などを掲載する事ができます。
サブ画像は白抜き写真である必要は無く、商品に関する内容であれば文字の使用もできます。
顧客に商品の魅力が最大限に伝わる画像を用意していきましょう。
【知っておきたい規約その5】商品ページの新規作成
最後に、商品ページを新たに作成する際の注意事項です。
詳しい規約はこちらのアマゾンのサイトから確認できます。
まず、新しく商品ページを作成する際は「アマゾンに該当の商品が販売されていない」事。
つまり、アマゾン内に同じ商品の商品ページが存在しない場合のみ商品ページを作成する事ができます。
既に同じ商品のページがあるにも関わらず新たに商品ページを作成してしまうと規約違反となり、商品ページの作成権限の一時停止または、取り消しが行われる場合があります。
また、アマゾンサイト内に記載のある下記2項目ですが、少しわかりにくい書き方となっています。
・親商品に対する子商品として不適切な商品を設定すること
・親商品の商品詳細ページについて、子商品との関係性が損なわれるような変更を加えること
これはつまり、バリエーション登録をする際に関連性の無い商品を登録してはいけない。
バリエーション登録後に、親となる商品だけを変更してはいけない。という事です。
例えば、親商品としてTシャツを出品していて、バリエーションとしてそのTシャツに合うパンツを登録する。といった事は規約違反となります。
バリエーション登録に関してはカテゴリーにより若干異なりますのでご自身の取扱商品に合わせてこちらのカテゴリー別商品登録ルールも確認しておきましょう。
まとめ
・アマゾンの規約を守っていないセラーは多いが、守るべき
・法律に違反する商品・権利を侵害する商品・アダルト商品は取り扱わない
・カテゴリーによって異なる出品ルールがある
・レビュー・評価依頼は効果的に活用しよう
・さくらレビューは禁止
・独占商品化には注意が必要
・無在庫販売はやめておこう
・メイン商品画像は白抜き必須
・オリジナル商品のみ新規登録が可能
以上、「独占販売」を行う上で知っておきたい規約をピックアップして解説しました。
取り扱うカテゴリーによってさらに細かいルールもありますので、あなたの商品に関連する規約は改めてチェックしておきましょう。
また、アマゾンの規約は不定期に改定されますので定期的に確認する事をオススメします。
規約をしっかりと守り、アマゾンと仲良く付き合っていきましょう。katagiri-blog
ryokatagiri9@gmail.comAdministrator片桐亮 公式ブログ
コメントを残す