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こんにちは。片桐です。


僕は物販コンサルタントであり、
物販会社の経営者であり、投資家です。


今日は物販ビジネスではなく、
投資家視点で、今の日本の株価について話をしてみたいと思います。

 


○日本の株価はバブルなのか?


コロナ渦で実体経済が大きく毀損するなかで、
株式市場は大盛況です。


日経平均も3万円近くを推移していて、
コロナ渦以前の1.4倍くらいの水準になっています。

 

実体経済が悪化してるのに、なぜ株価が絶好調なのか?

これはバブルではないのか?


株をやってる人間なら、誰しもが思う問題です。

 

「バブルである」という意見と、

「いいや、バブルではない」という意見の両方があって、

 

個人的な見解は、

「今はバブルである」

「しかし、今までのバブルとはちょっと違う形で、もうしばらく継続しそう」

と考えています。

 


「バブルである」と考える人の言い分は主に、

・実体経済とかけ離れているから

・主婦とか、普段投資をやらない人が、バンバン参入し始めてるから

などが多くて、

 

「バブルでない」と考える人の言い分は主に、

・コロナ渦で大量にお金が刷られて、財政出動が行われているから

という考えです。

 


この2つの考えはどっちも正しいと、僕は考えます。

 


アメリカで昨年6月ひと月に刷られたお金の額が、建国後200年間で刷られたお金と同額である、
というデータがあるほど、コロナの影響で世界的に人類史上最大規模のお金が刷られています。

 

お金が増えるとどうなるのか?

 

通常はインフレになって、食料や日用品など、あらゆる商品、サービスの価格が上がるのですが、
日本においては、コレが全然上がらない。


政策意図としても、「コロナ渦で大変な状況になった社会を守るため」に財政出動をしてるので、
激しいインフレは困ります。


そうすると、お金の行き場は必然的に
供給量の限られる株や不動産、ビットコインなどに流れます。


そうしてできあがったのが、今の株価、というわけです。

 


ところが、この株価は実体経済に基づいていません。

カネ余りの状況から、結果的に株高になっています。

 

そして、カネ余りの状況はずっと継続出来ません。

財政政策が正常化したときに、いったいどうなるのか?

 

バブルがはじけるのか?

はじけないのか?

 

ここが問題になっていて、投資家の間で意見が割れるポイントです。

 

僕は「しばらくはじけない」と考えています。

 

金融緩和や財政出動はいずれ収まります。

しかし、そこで今までばらまいたお金を急に吸い取ったりはしないでしょう。

 

それをしてしまったら、財政出動本来の目的である、

「コロナ渦で大変な状況になった社会を守る」が達成出来なくなるからです。

 

ある程度、株価は下落しそうですが、
カネ余りの状況が一変するわけではないと考えます。

 

 

そして、重要で残念なポイントがあります。

 


これは世界的な潮流だと思うんですが、


「困ったことは後回し」

「いつやるか? 後で!」

「子、孫、ひ孫の代に負担を先送りしよう」


こういった考えがもはや、世界標準になっています。

なりつつある、ではありません。


すでになっていて、後戻りが出来ないところに来ています。

 


「金がない? なら借金しよう。

返済は子孫に任す!」


「資源は枯渇しても良いから、贅沢したい。

枯渇した後? 技術革新とかでなんとかしてくれない???」


「何かあっても、

痛みを出さず、問題はすべて先送りしよう」


「おじいちゃんは逃げ切るから、後始末はよろしくね」

 

全世界的に、今こんな感じ。


日本も膨大な借金で回してますが、返済のめどは全く立っていないでしょう。

 

 

そして、しばらくはこれ(困ったら借金を繰り返す)で行けてしまいそう。


もう無理!となるまでは、継続するでしょう。

というか、もし、正常化に舵を切ったら、
大不況が訪れてしまうから、やらざるを得ません。

 

 

もはや、この状況から
意図的に抜け出ることは出来ないところまで来ています。

(ちなみに財政問題だけでなく、食糧問題、環境問題も同様)

 


今のバブルは、実体経済とかけ離れています。


「現実はつらいから見ないようにして、現実逃避しよう!」


どこかのニートのような思考ですが、
これを国が率先してやってます。


ツケはすべて、未来に回ります。

 


さて、

僕は人生逃げ切りなんて出来ないと思います。

 


どこかの段階で、現実を突きつけられるときが来るでしょう。


それは明日かも知れないし、10年後、50年後かも知れない。

 

いつ来てもいいように備えることが、僕らに出来る事です。

 

では、どのように備えたらいいのか?

明日はその話をしようと思います。


お楽しみに!

 

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