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今日は給与所得者の平均年収についての話です。

サラリーマンの方は平均年収って気になりませんか?
僕は10年くらいサラリーマンでしたが、かなり気になってました。

「みんなどれくらい稼いでるんだろう?
興味はあるけど、お金の話ってしにくいよな。
でも自分が平均から見てどうなのかは知りたいな。」

なんて思ってました。

テレビなどで平均年収の話が度々出ますが、
どうも実感と比べて高いように感じることが多いんですよね。

なのでなるべく実態に近い数字を調べてみました。

結論から言うと、
僕が調べた限りだと日本人の平均年収は大体350万位だろうと思います。

これは20代から50代まで、男性女性、正規非正規全て含めての数字です。
平均年収と書いていますが、実際には中央値から出しています。

例外として勤続1年未満は除外しています。
勤続1年未満の人の平均年収は100万を切る上に、人数も900万人近くいるので、
もし平均年収に組み込むと、平均値がものすごく下がります。

恐らくほとんどはフリーターのような非正規の人たちだと思いますが、
それにしてもかなりの人数です。

ちなみにですが、
勤続1年以上働いている人は日本人全体の中で4500万人強しかいません。
日本の人口が約1億2700万人なので、およそ3人に1人しか働いていないことになります。

20歳以下と65歳以上の方は、多くの場合ほとんど働いていないと思いますし、
専業主婦、ニート、職についても1年以内に退職してしまう人などが多いと推測されます。

今後少子高齢化になることは確定しているので、
働く人の数はますます減って、働かない人が著しく多くなっていくでしょう。

最近になって政府が「1億総活躍」と言い出していますが、
国が借金まみれの状態で、一人でも多くの労働力が欲しいわけで、
働いていない人に働いてほしいというのがよく分かります。

年齢と性別にもよりますが、
もし、あなたの年収が300万円代なら十分に平均です。
400万を超えていたら、むしろ所得は高い方だと思います。

イメージとして年収350万は底辺みたいに考える方がいますが、
実際はそんなことはなくて普通です。

けれど、この普通の年収で豊かな生活を送れるか?というと、
難しいケースも出てくると思います。

この状況を見て、今は「普通」が普通じゃなくなってるなと感じています。

人の相談に乗ってるときに
「私は贅沢は求めていません。普通の暮らしがしたいだけなんです」
みたいなセリフを聞くことがあります。

この時に相談者の考える「普通」とは、
生活に困らずに配偶者と子供を養って、
そんなにストレスもなく、労働時間も1日9時間くらいで生活したい。
(出来れば持ち家の車所有)

みたいな考えが多かったりします。

けれどこれを実現しようとすると、年収350万ではかなりきつくて、
600万くらい必要になってきます。

今の日本だと上位2~3割に入るくらいじゃないでしょうか。

明らかに「普通」ではなくて「上流」なんです。

今の「普通」は、もっと苦しいケースがほとんどです。

35歳で年収350万、奥さんと小さい子供がいて、家計は常にカツカツ。
家も欲しいし新しい車も買いたいけど、とてもお金が回らない。

給与が増える見込みはあんまりなくて、会社の先輩を見ると、
自分もこの人みたいな人生を送りたいなと思える人がいなくて希望がない。

子供にかかるお金や自分たちの老後資金を考えると、頭が痛くてたまらない。

自分で書いてちょっと辛い気持ちになりましたが、
こんな感じが今の普通じゃないかと思います。

これは決して本人の能力が劣ってるわけではなくて、
標準的な能力を持っていての結果です。

そしてほとんどの方が、この結果に不満があります。

そりゃそうですよね。
贅沢してないのに常にカツカツというのは、結構しんどいです。

不満をなくすためには、支出を減らすか収入を増やすしかありません。
支出を減らすほうが簡単ですが、収入を増やす方が明らかに魅力的です。

何もしないで状況が良くなることはまず無いでしょう。
(というか、残念ながらどんどん悪くなりそうです・・・)

やっぱり稼ぐ力は大事だなと思います。

今日はこの辺で。

ありがとうございました。

追伸

ココで出した数字は主に下記を参考にしていますが、
独断と偏見で分かりやすさを重視したため、かなり乱暴な数字になっています。
けれど実態と大きくかけ離れてはいないんじゃないかと思います。

参考
民間給与実態統計調査
http://www.nta.go.jp/kohyo/tokei/kokuzeicho/tokei.htm

 

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