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医療保険は95%損する!?

今日は保険の話しです。

多くの方が何らかの保険に入ってると思いますが、
最近保険を見直す機会がありまして、その話をシェアしたいと思います。

一般的に保険と言うと、

・がんになったらいくらもらえます!

・入院日額1万円!

とか、こういうのが多いですよね。

僕はこういった医療保険には一切入っていません。

理由はカンタンで、損する可能性が圧倒的に高いからです。

そもそも医療保険に入って得する
(払ったお金よりもらうお金の方が多い)
確率は約5%だそうです。

95%の人は保険に入って、
金銭的には損しています。

テレビCMなどの販促費、
保険外交員の人件費、
本社の家賃

など莫大な経費がかかっているので、
加入者が損する仕組みになっているのは当然です。

もちろん「安心」を買ってるので、
一概に損得だけでは測れません。

けれど、保険に入っている人は、
国の制度や保険の仕組みを知らずに、
「みんな入ってるし、何となく入っておいた方がいいかな」
という感覚で入っている人が少なくないです。

これは場合によっては、
物凄く損してますので、
保険に加入してる人は一度見直しをしてみましょう。

 

○国の制度を知っておく

・高額療養費制度

もしもがんなどの病気にかかり、医療費が1か月で100万円かかった場合、

実際にはいくら払うことになるでしょうか?
(年収は500万前後とします)

答えは、

110,763円です!

高額療養費制度からの給付額が
889,237円も出ます。

高額療養費制度に関しては
このサイトを使うと簡単に試算できます。

http://hoken.kakaku.com/insurance/gma/select/high-cost/self-pay/

これ以外には、
食費、雑費などがかかりますが、
病院食は1食500円を切りますし、雑費も大した負担になりません。

そもそも食費なんて
入院しなくてもかかるお金です。

個室を希望すると、
費用がかかりますが、あくまで任意です。

一番響くのは
病気療養中に働けない事でしょう。

けれど、実はここも大丈夫で、

傷病手当金制度と言うものがあります。

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat320/sb3170/sbb31710/1950-271

これは欠勤4日目から1年6か月にわたって、
月給の3分の2が支給される制度です。

長期間入院の必要がある場合も、
国の制度のおかげで生活が直ちに困窮することはありません。

サラリーマンの場合は、
有給もあるでしょうから、
さらに安心です。

高額療養費制度と、
傷病手当金制度。

この2つを知っておくだけで、
大きな病気にかかっても、
自己負担は驚くほど少なくて済むという事実に気が付きます。

さらに、働けない間の保障も手厚いです。

知っておくだけで、少し安心できますよね。

 

○こんな保険は不要

よく入院日額1万円!とかの保険をCMしていますが、
ほとんどは損になります。

保険料を支払えるお金があるなら、
貯蓄しておいて、もし万が一があったら使うお金にしておく方が
よほど経済合理性があります。

性格的にどうしても貯金が出来ない人は
入っていいかもしれませんが、
95%の確率で損することは理解しておきましょう。

 

僕が入ってる保険

ちなみに僕が入っている保険は、
米ドル建てで貯蓄型の生命保険だけです。

保険目的ではなく、貯金がメインです。
なので、死亡や高度障害が残った時くらいしか保証されないのですが、
解約返戻率は高くて、51歳から100%を超えて、90歳になると200%近くなります。

つまり100万の保険料を払ったら、
51歳で解約すると100万戻ってきて、
90歳で解約すると200万戻ってくるという事です。

これに保険がくっついています。

万が一があったら、ちゃんと保障されますが、
何もなくても払ったお金以上が戻ってきます。

保険の話は、
保険屋さんに相談すると思うんですが、
良い保険屋さんは滅多にいないので、
自分である程度の勉強はした方がいいです。

 

人生で一番高い買い物は家だと思いますが、
保険は数十年と言う長期間に渡って払い続けるので
合計したら、その次か次の次くらいに高い買い物になるんじゃないでしょうか?

ほとんどの医療保険は入らない方が得なので、
この機会に一度見直してはいかがですか?

それだけでキャッシュフローがかなり改善する人も多いはずですよ。

参考になれば幸いです。

では、また☆

 

 

 

 

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