ＯＥＭについての話
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こんにちは。片桐です。
今日はＯＥＭについての話です。
（ＯＥＭって何？という方はこちらをご覧ください。）
最近ＯＥＭという言葉をよく聞くようになったと思いますが、
どんなＯＥＭが成功して、どんなＯＥＭが失敗するのかについて書いていきます。
何のためにOEMをするのか
まず大事なことは何のためにＯＥＭをするのか？
目的の明確化です。
通常は以下の2つです。
1 売り上げの増加を目指したＯＥＭ
2 ライバル対策を目的としたＯＥＭ
売り上げの増加を目指したＯＥＭ
1については、こんな商品があれば絶対に売れるのになー、
でも既製品では存在しないなー、という時に行うことが多いです。
ライバル対策を目的としたＯＥＭ
2はほとんどが名入れなどの簡易ＯＥＭです。
主にアマゾンで販売する際の相乗り対策ですね。
ＯＥＭの失敗で一番多いのが単純なリサーチ不足です。
売り上げの増加を目指したＯＥＭをかけて、いきなり1000ロット注文して販売したけれど、
思ったよりも売れない・・・。
こんなパターンが多いです。
あとはそもそもロットの壁がクリアできずに、調べはしたけれど製造まで至らないケースも多いですね。
（この場合、金銭的なダメージはほとんどありません）
成功するOEMのやり方
成功するやり方は、すでに販売実績があるものに対して、
ライバル対策としてのＯＥＭをかけるというのが一つ。
もう一つは有名なメーカーやブランドの商品と同じ機能や見た目を持っていて、
価格をぐっと抑えた商品を作る方法です。
前者は難易度が比較的低く、成功確率が高いです。
後者は当たると数百万、うまくいけば一千万以上の利益をもたらしますが、
意匠権、特許権などの調査が必要になり、難易度はかなり高いです。
一般的にＯＥＭはロットが大きい（つまりリスクが高い）ことがほとんどなので、
やるからには、8割くらいの勝率が見込める状態までリサーチを徹底する必要があります。
ＯＥＭをするのは、利益を増やしたいからです。
オリジナル商品を持てればライバルとの価格競争は無くなりますが、
肝心の売り上げが上がらなければ何の意味もありません。
まずはライバルよりもお客さんの方を向きましょう。
認められる商品を提供していくことが第一です。
（そうしないと長期的に売り上げを上げ続けることが出来ません）
その後にライバル対策とか必要なことを考えていけばＯＫです。
参考になれば幸いです。
では、また☆
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