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今日は会社売却、M&Aの相場についての話です。
今、何かしらの事業をしていたり、
アマゾンのアカウントを持ってる人は、売却して多額の現金に換えることが出来るかもしれません。
具体的な相場や売れる会社について、専門家に聞いてきたので説明します。
○会社の売却、M&Aとは?、手数料は?
あまり聞かないかもしれませんが、物販の会社は売却が出来ます。
M&Aで検索すると、ほとんどの会社は大手を対象としていて、
着手金が500万とか規模の大きいところがほとんどなのですが、
僕が懇意にしている会社でM&Aを手がけているところがあり、
そこは中小企業専門でやっています。
着手金は無料で、成功報酬のみ5%という価格で、
現在はかなり売り手市場で、いい案件さえあれば買いたい会社はたくさんあるようです。
以前は後継者問題やキャッシュフローが回らない(外部資金を入れないと黒字倒産の危機)会社が、
M&Aを行うことがほとんどだったようですが、
最近は少し事情が変わってきて、経営者の資産形成のためのM&Aが増えてきているようです。
○いくらで売れるのか?相場について
気になるのが、どんな査定基準でいくらで売却することが出来るのか?
ですよね。
しっかり聞いてきました。
まず、基本売却価格になるのが、以下の式です。
純資産(貸借対照表の純資産の部合計の数字)+3年間の当期純利益
たとえば、純資産が1000万、1年間の純利益が1200万を3年継続した場合は、
1000万円+1200万円×3=4600万円
となります。
純資産というのは、
物販の場合、手持ちの現金と在庫金額が大半を占めるはずです。
当期純利益は税金まですべて引いた後に会社に残った現金のことです。
つまり月収100万を3年継続して、
純資産が1000万ほどたまった物販会社は、
4600万前後で売却できる可能性があるということです。
(実際にはもっと複雑な計算をするのですが、
ここではわかりやすさを優先して書いています)
なかなかの金額ですよね。
純資産に関しては、
会社の貯金みたいなもので、売る側から買う側に資産が移動するだけという感じです。
(一気に現金化できるメリットはありますが)
会社を購入する側は、3年間でモトをとるつもりで購入して、
4年目以降から利益が出てくるイメージです。
売る側としては、未来の3年間分の利益をすぐに手に入れることができるのがメリットです。
(税金はかかりますが)
○税金問題とアマゾンなどの規約について
ここで大事なポイントが税金問題です。
会社の売却は株式の譲渡という形で行うので、
税金は一律で20%です。
所得税として受け取ったら、倍以上の税金がかかるので安いですね。
会社の売却の場合は、
アマゾンでも楽天でも
規約違反に引っかかることはありません。
アマゾンに関しては、アカウントの売却のみも一応可能ですが、
これは規約上はNGです。
なので後々問題が起こる可能性も否定できません。
また税金も非常に高くつくので、
原則、会社ごとの売却の方がメリットが大きいでしょう。
また会社ごとの売却にもいろいろやり方があって、
よく使われる方法が 分社化 だそうです。
分社化すると、自分の会社は残しつつ、
分社した会社を売却できるようです。
○売却後の流れと高値で売れる会社の特徴
売却後ですが、
おおよそ1年から3年程度の期間にわたって、
顧問や相談役として、売却した会社からお給料をもらいながら、
運営のアドバイスと引き継ぎをしていくのが一般的な流れだそうです。
売りやすい、高値で売れる会社の特徴ですが、
黒字が安定して続いていて、人が残っている会社が売りやすいそうです。
昨今はどの業界でも人手不足なので、
従業員がいない会社はかなり売りにくいようですね。
わかりやすく、やや極端に言うと、購入した側は、
お金だけ出して、何もしなくても勝手に利益が上がるような会社がほしいわけですね。
ここは経営者として、良く理解できます。
ちなみに弊社も査定してもらったんですが、
1億から2億の間で値段がつきました。
実際にはもうちょっと高くなりそうという話だったので、
思ったよりも高額なんだなーという印象です。
ただ、僕は会社を売却する予定は全くありません。
お金を大量に使う予定もないので、
売却する必要性を感じないです。
○最後に
会社の売却は個人が大きな資産を形成するにあたって、
かなり大きな武器になります。
一発で数千万とか億レベルの入金があり、
しかも税率も20%と低いので、個人資産を増やしたい方にはうってつけでしょう。
個人的に思うのは、会社の売却をするなら、
・なぜ売却するのか?
・売ったお金をどう使うのか?
この2点を明確にするといいと思っています。
みんな幸せになりたい、もっと人生を良くしたい、
というところからお金を稼ごうと考えるんですが、
途中からカネ自体が目的になることがあり、
その場合、その後幸せになっていない例が多いのが現実だからです。
お金儲けには目的が必要で、
その目的が人を喜ばせるものになっているかどうかです。
有形のお金よりも、そのもとになっている無形のものに価値を見いだすことが出来ると、
人生のステージは大きく変わると思います。
参考になれば幸いです。
では、また☆
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今、何かしらの事業をしていたり、
アマゾンのアカウントを持ってる人は、売却して多額の現金に換えることが出来るかもしれません。
具体的な相場や売れる会社について、専門家に聞いてきたので説明します。
○会社の売却、M&Aとは?、手数料は?
あまり聞かないかもしれませんが、物販の会社は売却が出来ます。
M&Aで検索すると、ほとんどの会社は大手を対象としていて、
着手金が500万とか規模の大きいところがほとんどなのですが、
僕が懇意にしている会社でM&Aを手がけているところがあり、
そこは中小企業専門でやっています。
着手金は無料で、成功報酬のみ5%という価格で、
現在はかなり売り手市場で、いい案件さえあれば買いたい会社はたくさんあるようです。
以前は後継者問題やキャッシュフローが回らない(外部資金を入れないと黒字倒産の危機)会社が、
M&Aを行うことがほとんどだったようですが、
最近は少し事情が変わってきて、経営者の資産形成のためのM&Aが増えてきているようです。
○いくらで売れるのか?相場について
気になるのが、どんな査定基準でいくらで売却することが出来るのか?
ですよね。
しっかり聞いてきました。
まず、基本売却価格になるのが、以下の式です。
純資産(貸借対照表の純資産の部合計の数字)+3年間の当期純利益
たとえば、純資産が1000万、1年間の純利益が1200万を3年継続した場合は、
1000万円+1200万円×3=4600万円
となります。
純資産というのは、
物販の場合、手持ちの現金と在庫金額が大半を占めるはずです。
当期純利益は税金まですべて引いた後に会社に残った現金のことです。
つまり月収100万を3年継続して、
純資産が1000万ほどたまった物販会社は、
4600万前後で売却できる可能性があるということです。
(実際にはもっと複雑な計算をするのですが、
ここではわかりやすさを優先して書いています)
なかなかの金額ですよね。
純資産に関しては、
会社の貯金みたいなもので、売る側から買う側に資産が移動するだけという感じです。
(一気に現金化できるメリットはありますが)
会社を購入する側は、3年間でモトをとるつもりで購入して、
4年目以降から利益が出てくるイメージです。
売る側としては、未来の3年間分の利益をすぐに手に入れることができるのがメリットです。
(税金はかかりますが)
○税金問題とアマゾンなどの規約について
ここで大事なポイントが税金問題です。
会社の売却は株式の譲渡という形で行うので、
税金は一律で20%です。
所得税として受け取ったら、倍以上の税金がかかるので安いですね。
会社の売却の場合は、
アマゾンでも楽天でも
規約違反に引っかかることはありません。
アマゾンに関しては、アカウントの売却のみも一応可能ですが、
これは規約上はNGです。
なので後々問題が起こる可能性も否定できません。
また税金も非常に高くつくので、
原則、会社ごとの売却の方がメリットが大きいでしょう。
また会社ごとの売却にもいろいろやり方があって、
よく使われる方法が 分社化 だそうです。
分社化すると、自分の会社は残しつつ、
分社した会社を売却できるようです。
○売却後の流れと高値で売れる会社の特徴
売却後ですが、
おおよそ1年から3年程度の期間にわたって、
顧問や相談役として、売却した会社からお給料をもらいながら、
運営のアドバイスと引き継ぎをしていくのが一般的な流れだそうです。
売りやすい、高値で売れる会社の特徴ですが、
黒字が安定して続いていて、人が残っている会社が売りやすいそうです。
昨今はどの業界でも人手不足なので、
従業員がいない会社はかなり売りにくいようですね。
わかりやすく、やや極端に言うと、購入した側は、
お金だけ出して、何もしなくても勝手に利益が上がるような会社がほしいわけですね。
ここは経営者として、良く理解できます。
ちなみに弊社も査定してもらったんですが、
1億から2億の間で値段がつきました。
実際にはもうちょっと高くなりそうという話だったので、
思ったよりも高額なんだなーという印象です。
ただ、僕は会社を売却する予定は全くありません。
お金を大量に使う予定もないので、
売却する必要性を感じないです。
○最後に
会社の売却は個人が大きな資産を形成するにあたって、
かなり大きな武器になります。
一発で数千万とか億レベルの入金があり、
しかも税率も20%と低いので、個人資産を増やしたい方にはうってつけでしょう。
個人的に思うのは、会社の売却をするなら、
・なぜ売却するのか?
・売ったお金をどう使うのか?
この2点を明確にするといいと思っています。
みんな幸せになりたい、もっと人生を良くしたい、
というところからお金を稼ごうと考えるんですが、
途中からカネ自体が目的になることがあり、
その場合、その後幸せになっていない例が多いのが現実だからです。
お金儲けには目的が必要で、
その目的が人を喜ばせるものになっているかどうかです。
有形のお金よりも、そのもとになっている無形のものに価値を見いだすことが出来ると、
人生のステージは大きく変わると思います。
参考になれば幸いです。
では、また☆katagiri-blog
ryokatagiri9@gmail.comAdministrator片桐亮 公式ブログ
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